第59話 決別 ページ9
その頃、善逸は…
ひとりの鬼と対峙していた
それは…
かつての兄弟子、
実は…
會岳が鬼になり人を喰った
そのため師匠は腹を切った、との報せだったのだ
切腹は介錯してくれる人がいないと
苦しみが長時間続く
その苦しみの中で、師匠は死んだのだ
それを後悔するどころか、嘲笑う會岳
善逸もまた、笑っていた
別の理由で
善逸「俺がカスならアンタはクズだ、アンタのために死んだじいちゃんが哀れでならねぇよ!!」
お互いを嘲笑い合うふたり
ただ、會岳はひとつ、大きな勘違いをしていた
雷の呼吸は、壱ノ型が重要
會岳はその壱ノ型が使えなかった
だが、他の型があれば何とかなる、と思い込み、
壱ノ型しか使えない善逸をまた嘲笑った
それが、勝敗を分けるとも知らずに
善逸「ごめんな、
雷の呼吸、漆ノ型、
善逸がこのために繰り出した技で、
勝負は決した
會岳「ガァァァ!!やっぱりヒイキしてやがった、あのジジイィ……!!」
善逸に斬られて消えていく會岳
善逸「…違うよ、これは俺が考えた、俺だけの技、いつかこの技でアンタと肩を並べたかった」
善逸の呟きは、部屋に消えた
☆☆☆☆
善逸の戦いの場面ざっくりでごめんなさい💦
この話めっちゃてこずった
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Nami☆ - 麻衣さん» コメントありがとうございます!柱の話でしたら、別バージョンもあるので、よろしければそちらもどうぞ!ただ悪女いますが…😅 (5月13日 18時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
麻衣(プロフ) - 楽しい小説ありがとうございます!柱が獄卒の話シリーズ化して欲しいです!これからも頑張ってください! (5月13日 8時) (レス) @page22 id: 95b948b8ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami☆ | 作成日時:2024年3月26日 12時