【ツイステ】7つの寮ともうひとつの寮の長【深海の商人】 (ページ36)

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　ジェイドは無言でジャックを見つめる
　ジャックはジェイドを威嚇していた

「じゃあ、お前らがコイツらの代わりに店を手伝ってくれんの？」

　フロイドは腕組み、
「やってくれるんだよね？」とにこにこしていた

「あっ、それいい。これでいこう！」

　なぜか、エースはやる気満々だった
「は？」とジャックが不機嫌になる

「店を追い出されたら困るんだろ？」

「マジでしんどいんだって、裏でグリムも体中泡だらけになって洗い物してるんだぜ？頼むよー」

　デュースとエースは熱い眼差しで
　ジャックを見つめた
　そんな目で見られたら断れないよ、とユウが先に折れる

「小エビちゃんもウニちゃんも店の手伝いするってことでいーのね？」

　フロイドは2人に聞いた

「あ、もしかしてナミも？」

　そしてひょっこりナミの顔を覗く
　だが、ナミはジェイドの冷たい目が忘れられず、震えていた

「…ジェイドのせいじゃね？」

　
　フロイドはびっくりした顔でジェイドを見た

「そんなまさか。ナミさん、私は怒ったつもりじゃ…」

　ジェイドはしょぼんとする
　ナミはハッ、となって頭を下げた。きっと気のせいだろうと

「許してくれますか？」

　ジェイドはナミの顔を覗く
　ナミは笑顔をつくった

「よかったです」

　ジェイドもそれを見て、笑顔になった

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