【ツイステ】7つの寮ともうひとつの寮の長【深海の商人】 (ページ33)

今日:155 hit、昨日:66 hit、合計:105,172 hit

33 ページ33

、

　ナミもユウもびっくり
「調子のいい奴らだな」とジャックは呆れている

「で、どうするんだユウ。アイツらの口車に乗るのか？」

　ジャックの問い掛けにユウはうーん、と唸った
　結果、「話をしてみるだけなら…」ということで、ナミはユウの腕をガッチリ掴んだ

「え？」

　ユウは真剣な顔をしているナミに口が開く

「もしかしてナミちゃんもついてくる感じの？」

　ナミは頷いた
　この顔は拒否られても付いてくる感じのやつだ
「仕方ねぇ」とここでジャックも名乗りをあげる

「テメェら2人じゃ心配だ。俺も付いてってやる」

　ジャックの優しさにナミはぱっ、と明るくなる
　エースたちも友達の優しさに喜んだ

　そしてーー
　ぱっ、とエースたちから手が離れた

「いだだだだっ」

　イソギンチャクが引っ張られ、彼らはまたモストロ・ラウンジのお手伝いに行ってしまった
　ナミはふりふり、と手をふり、気ままに見送る

「とにかく、今夜は『モストロ・ラウンジ』に行ってみるか」

　ジャックの言葉に
　ユウとナミは元気よく頷いたのだった

、