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ジェイドはペンで魔法を使い、フロイドは魔法で相手をにぶらせたところを物理で絞めにいった
アズールはいろんな種類の魔法で退治していく。多種多様な魔法が使えるのはすべてあの契約書があってこそ
得意魔法を使えない寮生たちは苦戦した
「どいつもこいつも弱ッ。絞めがいがねーなぁ〜」
フロイドの顔からつまんない、という言葉が浮き出る
「わああああああん！！お助けぇえええええ！」
するとひとりの寮生がフロイドから逃げようと、出口のほうへ走って行った
そっちにはナミがいる
フロイドが「追いかけっこ〜？」と可愛い声を漏らして、寮生を追いかける
「歩くのもめんどくさくなってきたんだけど」
真顔になったフロイドはすぐに寮生を絞めた
「ギャァア！」と悲鳴が聞こえた
ナミはその悲鳴に恐怖心をくすぐられ、後退り
「あ？まだいんのかよ…」
フロイドは視界のなかで動く物体を発見し、ロックオン。殺気が感じられる
ーーナミを絞める気まんまんだ
ナミはドテンっ、と床にお尻をつけ、プルプルとしていた
「ーーって、えええ」
フロイドは目を見開いた
縮こまっているのがナミだとわかると、びっくりしてしまっている
「アズール！」
フロイドはアズールを明るい声で呼ぶ
ナミのほうに指差しては、「ここにプルプルしてるクラゲいるんだけど！」と楽しげにアズールに報告
「クラゲ？こんなところにいるわけ…」
アズールはフロイドのもとへ
ナミと目が合う
ナミはまだプルプルしていた
「えっ…？ナミさん！？」
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作者名：真灯 x他1人 | 作成日時：2022年12月5日 18時
