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、
ナミはそっと隣にいるレオナに手を伸ばした
ライオンの耳に触れた瞬間…
ナミは目を見開いた
ピクピクと耳が反応している姿に可愛い、と声を漏らしそうになった
「ん…」
レオナはナミの温かい手に顔を寄せた
ナミは一瞬、キョトンとした
けれど嬉しくてレオナの髪を撫でた
「あれ？珍し…レオナさんが触られても怒んないなんて」
戻ってきたラギーはふぇーと驚く
ラギーは芝生に座ると、ナミにコップを渡した
「作ってきてやったッスよ。故郷でも万能な薬草ジュースを」
水筒の中からただならぬ色の液体が流れた
ナミはそれを見て固まった
「はい、飲めッス」
ナミは全力で顔をふった
けれど、ラギーが口に思いっきりコップを押し当てた
ナミの小さな悲鳴が植物園に響いた
、
、
あのジュースのおかげで
ナミはすっかり元気になった
「よかったよかった」とラギーは喜んでいた
それからお礼をしようと
次の日、植物園にやってきたナミ
「……」
相も変わらずレオナは芝生の上でお昼寝していた
ナミは起こさぬよう、
そっとレオナの頭に桃の花で作った花冠を乗っけた
“ありがとう”
、
、
その桃の花が
今もなお、砂の中で生きていた
、
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にんじん(プロフ) - めちゃくちゃ好きな展開です!! (6月29日 17時) (
レス) id: fa066f41d7 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» きゃっ(*≧∀≦*) (2022年12月4日 22時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 私もでーす( 〃▽〃) (2022年12月4日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» マジ？なんか今回、自信なくて…迷ってたけど、そうおっしゃってもらえて安心しました！コメありがとうございます！愛してるー！（謎） (2022年12月4日 18時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - どうしてだ、どうしてだ❗、どうしでこんなにも好きなてんかいなんだ約(ありがとうございます) (2022年12月4日 17時) (レス) @page44 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真灯 | 作成日時：2022年11月27日 21時
