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、
ラギーにドーナツを貰ったナミは
美味しそうに頬張っていた
「負けた…故郷の子どもたち思い出せられちまったッス」
ガクン、と肩を落とすラギー
「オレの褒美が…」と嘆く
「つかアンタ、さっきっから顔赤いッスけど、熱でもあるんスか？」
ラギーは気になったことをパッと聞く
ナミはポー、とラギーを見つめた「さっきっから喋んないんスね」
ラギーは「はぁ」とため息を漏らし、ナミの前髪に手を伸ばした
コツン、とおでこを押し当てる
「あーやっぱり熱があるんじゃないッスか」
ラギーはナミのおでこの熱を感じながらそう言った
「熱があるんなら寮に戻ればいーでしょ？あそこなら寮生がいるだろうし…」
とここでラギーは思い出す
ナミの寮には寮生がいないということを
ナミはラギーの袖を掴んだ
「…」
そのナミの仕草にラギーは考えさせられる
「お前…ひとりぼっちなんスね」
ラギーは視線を下げると「はぁー、母ちゃんにでもなった気分ッスわ」と立ち上がり、どこかへ行ってしまう
ナミはまた目を閉じ、
熱い体を芝生の上に寝かせた
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次に目を覚ましたときは
口のなかに甘い果実が押し当てられていた
ーー桃だ
エメラルド色の瞳と目が合った
「眠ってろ」
けれど、瞼を閉じられてしまう
ナミはまた意識を手放した
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そして次に目を開けたら
レオナはまた隣で寝ていた
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にんじん(プロフ) - めちゃくちゃ好きな展開です!! (6月29日 17時) (
レス) id: fa066f41d7 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» きゃっ(*≧∀≦*) (2022年12月4日 22時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - 私もでーす( 〃▽〃) (2022年12月4日 19時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
なみ2(プロフ) - 箱さん» マジ？なんか今回、自信なくて…迷ってたけど、そうおっしゃってもらえて安心しました！コメありがとうございます！愛してるー！（謎） (2022年12月4日 18時) (レス) id: c79dd3b270 (このIDを非表示/違反報告)
箱 - どうしてだ、どうしてだ❗、どうしでこんなにも好きなてんかいなんだ約(ありがとうございます) (2022年12月4日 17時) (レス) @page44 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真灯 | 作成日時：2022年11月27日 21時
