今日:3 hit、昨日:20 hit、合計:36,308 hit
小｜中｜大
10 ページ10
、
ナミは夢を見た
逆さま祭りの夢だ…
ロロが「会わなかったな」と悲しげに目を伏せている
ナミはそんなロロにそっと手を伸ばした
手を…
「なっ、なんだね！？起きたのか！？」
すぐそこにロロの顔があり、
ナミはロロの白い頬に触れていた
どうやらロロの膝に寝そべっていたようだ
ナミに頬を触れられているロロは口をパクパクしていた
ナミは慌ててロロから離れる
どうやらベンチに座っていたようだ
ここは…？とナミは辺りを確認した
薄暗くてよく見えないが、花の街だ
目の前のお店のランタンが温かなオレンジ色に帯びていた
「あれはパン屋だ。朝早くからやっている店だ。お前に食べさせたいものがあって、ここへ連れてきた」
ロロは「これを」とナミに渡した
皮がサクサクしているクロワッサンだ
「花の街の名産物でもあるパンだよ。そのなかでもこれがおすすめでね」
ロロの表情がほんわかしていた
どうやらロロもこれが好きそうだ
「どうぞ。食べてみたまえ」
ロロに促され、
ナミはパクっとクロワッサンにかじりついた
ナミにとっては朝ごはんである
美味しそうに表情を綻ばせていた
「どうやら、気に入ってくれたようだな」
ロロはそんなナミの食べっぷりにフッ、と笑った
そしてロロも一口、クロワッサンをいただいた
、
11→←9 ここからオリジナル編！何でも許せる方ならカモンカモンであります！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 156人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真灯 | 作成日時：2022年11月27日 10時
