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9 ここからオリジナル編!何でも許せる方ならカモンカモンであります! ページ9






 それからナミはいろんな人と踊った
 ナイトレイブンカレッジのみんなとはもちろん、ロイヤルソードアカデミーのチェーニャやネージュと輪を作って踊ったりもした




「ナミ氏!拙者を待たせないでくださいでござる!!」


 休憩中はイデアとお話をしたり、
 ラギーやグリムとバイキングの食べ比べをしたり
 楽しくて楽しくて仕方なかった















 そして舞踏会は幕を降ろし、次の日の朝ーー







 今日は帰る日である




「むにゃ…」


 ナミは昨日の舞踏会のことがあってか、
 ぐっすり眠っている
 そんな時にーードンドンドン!と大きなドアを叩く音が聞こえてきた




「起きたまえ」


 ナミはそんな声に
 枕で耳を塞いだ
 まだ寝足りないらしい




「たくっ…仕方がない」


 その主は舌打ちをすると
 魔法か何かでドアをこじ開け、
 ナミが寝ているベッドの前で仁王立ちした




「まだ寝足りないのかね」


 その人は低い声を漏らすとナミの布団を引っ張った
 ナミはビックリして起き上がる
 目をこすった




「…ろ…ろ…?」


「ああ、そうだ。さっさと支度をしろ」


 不機嫌そうなロロにナミは首を傾げた
 なぜ、ここにいるのだろう。夢なのだろうか?と




「にゅ…」


 ナミはまた寝そうになっていた
「仕方がない」とロロはナミに手を伸ばし、
 その体に抱きついた
 魔法がそこで輝く
 ナミのもこもこパジャマがシャキッ、としたナイトレイブンカレッジの制服になった
 そして、ロロはナミをそっと持ち上げた




「?女性とはこんなに軽いものなのか?」


 まあ、いい、とロロはナミをどこかへ連れて行く









 まだ外は暗い
 お日様は出ていない
 どこへ行くというのか…




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作者名:真灯 | 作成日時:2022年11月27日 10時

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