そのはち！ ページ9
貴「ふぁ〜あ…」
翌朝、私はいつも通りの時間に目覚めて、いつも通りのご飯を食べる。
髪を整えて、服を着て。
変じゃないかな？と何度も鏡をチェックする。
貴「よし！いってきまーす！」
返事はない。…もう慣れちゃったけど。
玄関を出れば、青子の姿がある。快斗はまだっぽい。
青「おっはよーA！よく寝れた？」
貴「うん！…快斗はまだ？」
青「そうなの。インターホン押しても出ないし…置いてきましょ！」
貴「…青子本気？」
青「うん」
真顔でそんな事言うのね…。
青子って意外と怖い所あるなぁ。前からそうだけど、快斗に当たりキツイよーな…
快「わ"ーーっ！待て待て！今行くから待ってろアホ子！A！」
快斗の家からそんな声が響く。
…寝坊したのか。なるほどね。どうする？と青子に視線を送ると、青子が大声で
青「三分だけねーー！！！」
貴「何処のム○カ大佐？」
青「目なんか痛くならないわよ。」
あははっ！とふたりして笑う。ドタドタバタバタと忙しなく聞こえる足音。
バン！と快斗の家の扉が開いた。
快「はー、はー、わ、悪ぃ待たせた…」
青「おっそーい！もうちょっとで行っちゃう所だったよ」
貴「あはは、快斗が寝坊なんて珍しいね〜。
まぁいいや、行こう？」
…怪盗やってたから遅くなった…なんて…そんな訳、ないよね。
私は疑惑を押し殺して二人と一緒に登校していった。
それから何日か経って、快斗に違和感を覚える事は何回かあった。
やっているマジックの種類が、キッドと似ていた。
まずはそこ。
怪盗キッドが出た次の日、快斗は毎回寝不足で、授業中寝てた。
やっぱり、快斗がキッドなのかな…？そう思いながら昼休み、紅子ちゃんと青子とご飯を食べていると、電話がなった。
青「どしたの？誰から？」
貴「えっ…と…ごめん、出てくるね」
電話の相手は、キッドの現場で連絡先を交換したコナンくんだった。
コ『もしもし、A姉ちゃん？急に電話しちゃってごめんなさい！』
貴「ううん、いいの。それよりどうしたの？」
コ『あのね！今度、またキッドが予告状出したでしょ？』
貴「…確か、鈴木財閥だっけ？」
コ『うん！今度、キッドの予告現場に一緒に行かない？財閥の人と知り合いだから、招待されてるんだ！』
貴「え？迷惑じゃ…」
コ『そんな事ないよ！知り合いに話したら喜んで了承してくれたよ！…あっ、じゃあ後で詳細送るね！ばいばい！』
一方的に電話は途切れてしまった。
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ルナ(プロフ) - どうやったらこんな感動するストーリーが作れるんですか!?すごいですね！更新、頑張ってください!! (2020年11月15日 21時) (
レス) id: 55c0655de9 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - 面白かったです！続きが気になります！更新頑張ってください応援してます (2019年8月19日 14時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
魔理沙 - 続きが気になります！ 更新無理のない範囲で頑張ってくださいね！ 応援してます 長々とすみません (2019年5月3日 7時) (レス) id: 28703d16e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nameless0621 | 作成日時：2019年4月2日 14時
