困った事になった… ページ10
「コロシアイなんて楽しそうなゲームだね！」
日「！おい王馬、お前…っ！！」
キッ！とキツい目線を送られた。
それは日向くん以外も同じだった。ただ一人、狛枝くんを覗いて。
…怖いなぁ、この視線。この視線に耐えてたなんて、凄いな王馬くん。
…自ら嫌われるよう仕向けて、黒幕を許さず、黒幕にもクロがわからないよう仕向けた…。
まさしく、トリックスター。
はーーーーーかっこいーーーーーまじ好きーーーー無理ーーー！！！
泣きそ〜！！王馬くんをめちゃくちゃ賞賛したいー！！！！
「そう怒らないでよ、日向ちゃん。はい、これ貸してあげる！血が出てるよ！」
日「え？…あ、ああ、さっき掠ったからか」
「そうそう。使い終わったら捨てちゃっていいよ！お礼はプァンタでお願い！」
日「図々しいな…」
そう言いつつ、俺のハンカチを受け取った日向くん。
…これから起こる事件の対策をとらなきゃ。
そう思いながら俺は十神くんの言葉を聞いていた。
警戒するのは己の恐怖心。逃げたいという気持ちこそが敵なのだと。
…凄いリーダーシップだな。流石。惚れる。
それからというもの、俺は一人でその辺をフラフラ歩いていた。
流石にあの発言をした後に近寄ってくる人はいないよね。知ってた。
推しに嫌われるって、辛いなぁ。
覚悟してた事ではあるけど、そうぼんやり思った。
「仕方ないや、コテージ行こ〜っと」
そう思って、俺はコテージのあるホテルに向かったのだが…
「嘘でしょ、無いの？」
ﾓﾉ「すみませんでち…此方の不手際で用意できてなかったんでち…」
「oh…」
まさかのコテージが無い。
他に泊まれる所ないの？と聞くも、泊められそうな場所がないと返ってきた。困ったぞ。
「流石にこの状況で野宿できるほど、オレ図太くないよー。うさ…モノミ、何とかして〜」
ﾓﾉ「その権限は今はあたちにはないんでちゅ…」
「誰かに泊めてもらうか…身を隠して寝るか…」
ﾓﾉ「危ないから誰かに泊めてもらうのを勧めるでちゅ！先生も一緒にお願いしまちゅから、諦めないで欲しいでちゅ！」
元を正せばそっち側のミスだかんな？
そう言ったらごめんなさいでち…とめちゃくちゃ謝られた。
…さて…誰んとこ泊めてもらえるかなぁ…。
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MOTTO - 面白かったです！よければ更新お願いします！ (2021年10月18日 14時) (
レス) @page49 id: a222e10854 (このIDを非表示/違反報告)
Minto - 面白かったです！出来れば続きよろしくお願いします！ (2021年7月17日 23時) (レス) id: 630c466c9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nameless0621 | 作成日時：2021年4月26日 19時
