学級裁判(仮)開廷！ ページ41
十「おい、そんな事をして何になる」
辺「そうだぞ、王馬。余計に疑心暗鬼が酷くなるとは思わないのか？」
「え？寧ろ何でやらないの？」
その俺の発言に、顔をしかめる人が数人、混乱する人が数人。もはやわかってない人が二人くらい。
「だってこのままじゃ、"誰が誰を殺そうとしたのかもわからないまま"生活を続けることになるんだよ？
皆、耐えられるの？
一瞬でもコロシアイをしようとした人と平気で生活できるの？
仲間を殺そうとしたんだから、自分が狙われたって不思議じゃないよ？
コロシアイを企てるような奴を野放しにしてたら、二次被害とか出ちゃうかもね？」
俺がそう言うと、わかりやすくガタガタ震え出す皆。
やりすぎたかな…？
でもどうしても学級裁判したくて…！！あの皆が議論する所が好きなんだよ！許して！！
「オレ、そんな奴と生活できなーい！だからさ、犯人当て裁判しようよ！」
七「うーん…一理あるね…」
十「否定は出来ないが、暴いた所で罪は無くならん。それどころか、これからの生活に支障がでる」
罪「で、でも怖いです…！知らないままでいたら、もっともっと疑心暗鬼になっちゃいますぅ…！」
西「お前の意見は聞いてねぇんだよゲロブタ！！」
罪「ひぃいいすみませぇん！」
「あらら、罪木ちゃん大丈夫？」
マトモな意見言ったのにねじ伏せられちゃってる。可哀想すぎないか…？
でも西園寺さんも好きだから叱るに叱れない。黙っとこ。
日「…しよう、皆。」
小「はあ！？ちょっと、王馬の意見を採用するの？！本気？」
日「コロシアイが起きそうだったのに、知らないふりをするのは俺にはできない。…少なくとも、真実を知りたい。」
左「で、でもよぉ…！知っちまったら…」
日「その後の対策はどうにでもなる。ここには超高校級の才能を持つ奴らが17人もいるんだぞ？」
にっ、と笑って日向くんはそう言った。
主人公の発言に皆が感化されていく。戸惑っていた人も、反対していた人も、渋々ではあるけど頷いてくれた。
「よーし！それじゃあ始めよっか、学級裁判を！！」
キャラに名前を呼ばれるって嬉しいね→←コロシアイを企てる存在
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
MOTTO - 面白かったです！よければ更新お願いします！ (2021年10月18日 14時) (
レス) @page49 id: a222e10854 (このIDを非表示/違反報告)
Minto - 面白かったです！出来れば続きよろしくお願いします！ (2021年7月17日 23時) (レス) id: 630c466c9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Nameless0621 | 作成日時：2021年4月26日 19時
