8 幼き幻影 ページ6
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＿＿＿＿爆豪A 4歳
緑谷「ひどいよかっちゃん…！泣いてるだろ…！？これ以上は……僕が
爆豪「無個性のくせに、ヒーロー気取りかデク！！」
とある公園
幼い爆豪勝己が緑谷出久を虐めていた頃のこと
無個性ながらも立ち向かっていた緑谷出久を、爆豪Aはヒーローだと思っていた
『勝己みっけ！！』
爆豪「げっ、A…！」
『またデク虐めてたんだろ！？勝己が憧れてるヒーローはそんなことしねえ！』
緑谷「Aちゃん……」
爆豪「ﾁｯ………Aも無個性のくせに生意気なんだよ！」
彼女にはまだ個性が出てなかった
『個性がまだ出てないだけだ！
でも個性で人を虐める勝己よりデクの方がよっぽどヒーローだろ！』
爆豪「何だと！？」
『デク、行こ！』
緑谷「あ、うん…！」
個性は出ていない
だが緑谷のように病院に行って無個性だと言われたわけではなかった
むしろ、"発現が遅いだけだ"と言われた
それでも自分より凄い個性は出ないと高を括っている勝己からは、無個性だと言われていた
『もう…ヒーローは人を虐めたりしない！』
緑谷「Aちゃん…ありがとう」
『…やっぱり勝己よりデクのほうがヒーロー向いてるだろ！』
緑谷「えっ、でも……無個性のヒーローなんて……いないよ…」
彼女は兄と違い、緑谷を虐めてはいなかった
むしろヒーローになることを応援している立場にいた
『じゃあなればいい、無個性のヒーロー！！
なれるってデクが証明すんの！弱気になんな！
私もヒーローになるし…！勝己を見返してやんだ！』
緑谷「………うん！」
緑谷は彼女に勇気を貰っていた
無個性の自分を虐げず、慰めるわけでもないが
自分を信じてくれている、その存在が嬉しかった
緑谷「Aちゃんは……個性が出ても、僕と一緒にいてくれる…？」
『？当たり前じゃん、デクはバカだなー
バカだしヘタレだ！そろそろ直せよ！』
緑谷「うぅ……ごめん…」
だか、やはり勝己の双子といったところ
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なこの(プロフ) - ミーさん» か、感動ですと…！？ミーさんありがとうございます！現実が忙しいので更新が遅いですが、ミーさんの息抜きになれると嬉しいです♪ (2022年10月5日 18時) (
レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - すぐ2つとも読み終わってしまいました！この作品は感情とかの描写がすごいです！むっちゃ感動しました！体調を崩さないよう気を付けてください！これからも更新待ってます！ (2022年10月4日 23時) (レス) @page43 id: 8331d59edc (このIDを非表示/違反報告)
なこの(プロフ) - 庵さん» わー！ありがとうございます！！私の思いつきと勢いで書き出した物で皆さんがこんなにも評価してくださるのは感慨深いですね…！とても励みになりました！どストライクなお話を書けるように頑張ります(笑) (2022年8月28日 1時) (レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
庵(プロフ) - 登録者100人おめでとうございます！！もうほんとにこのお話どストライクすぎてやばいです😳 (2022年8月27日 22時) (レス) @page19 id: e1add0e30b (このIDを非表示/違反報告)
なこの(プロフ) - 庵さん» 庵さん、コメントしてくださってありがとうございます……！感激です！そう言って頂けると作る側もとてもモチベーションが上がりますね！これからもよろしくお願いいたします♪ (2022年8月26日 23時) (レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこの | 作成日時：2022年8月17日 21時
