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『(遅い……！！)』
私の算段では、もう終わってるハズだった
焦凍の作戦は失敗して、私がフォローに入って、稼ぐ時間で百か焦凍が脱出ゲートに行く…と思ってたんだ
なのに…！
相澤「動きが鈍ってきたか？」
『ﾁｯ…クソが…！』
焦凍がいた場所からゲートはそんなに遠くはない
少なくとも私が稼いでる時間で充分いけるだろ…！？
何考えてんだよ……！
相澤「焦るなよA」
『あﾞ！？』
相澤「Aなら分かるだろ、俺が求める答えに辿り着ける」
どんだけ私を試したいんだこの教師…！！
ンだよ、何かヒントがあるってのか！？
あーもう…落ち着け……
『ふー……』
焦凍と百は脱出ゲートに行けてないンか？
それはねえ、敵は相澤さんだけだ
仕掛けがあっても二人なら対処出来るはず
………なら何故、相澤さんはここにいる？
振り切ろうと思えば振り切れるだろうに、何故私の相手をし続けている？
相澤さんは、2人が脱出ゲートに行かないと確信している…？
轟「＿＿＿っ」
『！！』
少し下、民家の奥に焦凍と百が見えた
＿＿何で、逃げてない
どちらも難しそうな顔をしてこっちを観察していた
百はマトリョーシカを持って躊躇ってる
…あれはおそらく武器
＿＿何で、攻撃しない
相澤さんの捕縛布が眼前に迫る
あぁ、そっか
アイツ、私が近くにいるから躊躇してんのか……！
『(馬鹿野郎……！)
迷うな！百！』
咄嗟に相澤さんの前に手突き出す
相澤さんは、個性を使おうとした私を見るために
眼を開けていた
＿＿ｶｯ＿！！
相澤「くっ…」
『(閃光弾かよ…！)』
相澤さんが一瞬怯んだ隙に、勘で腹を蹴り飛ばした
距離はできた……焦凍…！！
轟「(ありがとな……A…！)」
うまく見えない眼でも伝わる、パキパキとした音と冷たい空気
どうやら成功したっぽいな………
八百万「お二人とも！第一段階成功ですわ！
ですが………Aさん、眼は……」
『…死んだな
この試合中は治んねえだろ』
轟「悪ィ……」
『関係ねえよ、私が勝手にやっただけだ
あと…これから私が言うことも、ただ勝手にやってるだけだ』
八百万・轟「…？」
『私はもう使い物にならねえ
私はお前らを………信頼して任せっからな』
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なこの(プロフ) - ミーさん» か、感動ですと…！？ミーさんありがとうございます！現実が忙しいので更新が遅いですが、ミーさんの息抜きになれると嬉しいです♪ (2022年10月5日 18時) (
レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - すぐ2つとも読み終わってしまいました！この作品は感情とかの描写がすごいです！むっちゃ感動しました！体調を崩さないよう気を付けてください！これからも更新待ってます！ (2022年10月4日 23時) (レス) @page43 id: 8331d59edc (このIDを非表示/違反報告)
なこの(プロフ) - 庵さん» わー！ありがとうございます！！私の思いつきと勢いで書き出した物で皆さんがこんなにも評価してくださるのは感慨深いですね…！とても励みになりました！どストライクなお話を書けるように頑張ります(笑) (2022年8月28日 1時) (レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
庵(プロフ) - 登録者100人おめでとうございます！！もうほんとにこのお話どストライクすぎてやばいです😳 (2022年8月27日 22時) (レス) @page19 id: e1add0e30b (このIDを非表示/違反報告)
なこの(プロフ) - 庵さん» 庵さん、コメントしてくださってありがとうございます……！感激です！そう言って頂けると作る側もとてもモチベーションが上がりますね！これからもよろしくお願いいたします♪ (2022年8月26日 23時) (レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこの | 作成日時：2022年8月17日 21時
