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二人の許可をもらって病室へ入れてもらうと、ニコニコしているれーちゃんと目が会う
冷「ふふ、バレちゃったわねAちゃん」
『恥ずかしいわ……焦凍絶対誰かに言うンじゃねえぞ！』
轟「お、おう…
そうだ、さっき聞こうとしてたんだが…二人はどういう関係なんだ？」
『かなり前にたまたま話す機会があったんだ、そっからか？』
冷「そうね、それもちょうど……私が病院に来て間もない頃だと思うわ」
轟「そんな前からなのか…！？」
れーちゃんと出会ったのは、治川と同じタイミング"右眼の傷でこの病院にお世話になった時"だ
あの時は、私は眼を覆う包帯を巻いていて、錯乱したれーちゃんが私を焦凍だと勘違いしてしまった
私を抱き締めながら……"ごめんね…ごめんね焦凍"って言っていたのは今でも覚えてる
ちなみに敬語じゃなくてタメ口なのは、人柄の良さだな
冷「焦凍が迷惑かけてないかしら？」
『体育祭でことあるごとに突っかかってきたわ』
轟「悪ィ、苛々してたんだ……いやお前もだろ」
『私はあれが通常運転なんだよ
今丸くなってんだからいいだろ…』
冷「確かに、Aちゃんいつもより覇気がないわ
ごめんね……私体育祭見れてなくて…」
『別にいいわ見てなくて……
私はもう帰るよ、邪魔したな』
――――――――――――
外
『(覇気がない、か……)』
あの日、私は爆豪勝己に負けた
その事実だけが私の頭をぐるぐると支配している
もう……分かってしまった
『(私じゃ、アイツには＿＿)』
轟「A！！」
『は…焦凍、なんで』
轟「いや……その、なんだ
Aが出た後……俺が心配そうな顔してたからって、母さんが行ってきなって…」
『完全に私のせいじゃねえか……気ィ使うなよ、全部自業自得なんだから』
轟「お前……ちゃんと話したのか？
昨日連絡先交換してただろ」
……見てたか
正門前でやったからか、しょうがないな
『まだ話してねえ………なあ、焦凍
焦凍は冷さんと会って、どうしたいんだ？』
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なこの(プロフ) - ミーさん» か、感動ですと…！？ミーさんありがとうございます！現実が忙しいので更新が遅いですが、ミーさんの息抜きになれると嬉しいです♪ (2022年10月5日 18時) (
レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - すぐ2つとも読み終わってしまいました！この作品は感情とかの描写がすごいです！むっちゃ感動しました！体調を崩さないよう気を付けてください！これからも更新待ってます！ (2022年10月4日 23時) (レス) @page43 id: 8331d59edc (このIDを非表示/違反報告)
なこの(プロフ) - 庵さん» わー！ありがとうございます！！私の思いつきと勢いで書き出した物で皆さんがこんなにも評価してくださるのは感慨深いですね…！とても励みになりました！どストライクなお話を書けるように頑張ります(笑) (2022年8月28日 1時) (レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
庵(プロフ) - 登録者100人おめでとうございます！！もうほんとにこのお話どストライクすぎてやばいです😳 (2022年8月27日 22時) (レス) @page19 id: e1add0e30b (このIDを非表示/違反報告)
なこの(プロフ) - 庵さん» 庵さん、コメントしてくださってありがとうございます……！感激です！そう言って頂けると作る側もとてもモチベーションが上がりますね！これからもよろしくお願いいたします♪ (2022年8月26日 23時) (レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこの | 作成日時：2022年8月17日 21時
