13 馬鹿！！ ページ34
八百万は1人、走り出していた
八百万「(脱出ゲートまであとどのくらい？
もっと最短ルートがあるのでは？
これでいいの？
轟さんやAさんは無事？
時間を犠牲にしてでも移動用アイテムをつくるべき？
これでいいの！？
私はこのまま逃げ切れる？
私…どこ走ってる！？ダメ…何で！！考えが＿＿これでいいの！？)」
その隙を、相澤は見逃さない
脅威はすぐ後ろに迫っていた
相澤「体育祭以降、自信の喪失が見てとれる」
八百万「(なっ！じゃあもう轟さんを＿＿！？)」
相澤は素早く八百万の腕に捕縛布を巻き付け、自身の方向へ引っ張る
相澤「痛いところは突いてくぞ、手数勝負しようか」
八百万「(先生相手に私では勝ち目が…
＿＿＿どうすれば、私には何が出来る！？)」
BOOM！！
八百万「！？」
相澤「！！来たか」
八百万を引っ張っていた捕縛布が、突如起こった爆破により切れる
『ハッ、ヒーローは遅れてやってくるってか』
八百万「……Aさん…！」
屋根の上に降り立ったAに、八百万は安心したような表情をする
それを、Aは見逃さなかった
『何安心してんだ！馬鹿！！』
八百万「へ…」
『ここに二人がいるってことは…焦凍はもう来れないんだろ！
もっと焦れ！今出来ること考えろ！！』
八百万「で、ですが……私には……」
いつまでも迷っているような八百万に、Aは痺れを切らした
『私は焦凍の作戦に反対して、別行動をとった！
あの時私が別の作戦を提案することも出来たんだよ！
態とそれをしなかった！何でか分からねえのか！？
その結果どうだ！？自信がないからって焦凍に任せっきり、私が助けに来て安心した！
それはヒーローじゃねえ！守られる市民側だろ！？』
.
『分かるか！？私は期待してんだよ！
その頭脳で！私と焦凍を助けてみろよ！
＿＿＿百！！！』
八百万「っ＿！！」
弾かれたように、八百万は轟の方向へ走り出した
『……見逃すんですね、相澤さん』
相澤「今追っても止めるだろ」
『当然です
あれで良かったんでしょう？相澤さん的には』
相澤「………はぁ…そうだな、八百万に関しては」
『！』
相澤「お前への課題は終わってないぞ」
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なこの(プロフ) - ミーさん» か、感動ですと…！？ミーさんありがとうございます！現実が忙しいので更新が遅いですが、ミーさんの息抜きになれると嬉しいです♪ (2022年10月5日 18時) (
レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
ミー(プロフ) - すぐ2つとも読み終わってしまいました！この作品は感情とかの描写がすごいです！むっちゃ感動しました！体調を崩さないよう気を付けてください！これからも更新待ってます！ (2022年10月4日 23時) (レス) @page43 id: 8331d59edc (このIDを非表示/違反報告)
なこの(プロフ) - 庵さん» わー！ありがとうございます！！私の思いつきと勢いで書き出した物で皆さんがこんなにも評価してくださるのは感慨深いですね…！とても励みになりました！どストライクなお話を書けるように頑張ります(笑) (2022年8月28日 1時) (レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
庵(プロフ) - 登録者100人おめでとうございます！！もうほんとにこのお話どストライクすぎてやばいです😳 (2022年8月27日 22時) (レス) @page19 id: e1add0e30b (このIDを非表示/違反報告)
なこの(プロフ) - 庵さん» 庵さん、コメントしてくださってありがとうございます……！感激です！そう言って頂けると作る側もとてもモチベーションが上がりますね！これからもよろしくお願いいたします♪ (2022年8月26日 23時) (レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこの | 作成日時：2022年8月17日 21時
