兄妹喧嘩【ヒロアカ】 (ページ17)

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『ってことでしかたなく面倒見に来ましたが何か？』

相澤「キレてんな……悪かったよ」

『…しょうがないですよ、別に
けど山田さんとか…他の男性で良くないですか、何で私が駆り出されることになったんですか』

USJ？ってとこに前の敵が襲撃してきたことによって、学校は臨時休校
なのにいきなりミイラ(相澤さん)から呼び出されてこのザマだ

相澤「お前家近いしな」

『は？帰りますよ』

相澤「安心しろ、それだけじゃない
お前、俺に伝えてないことないか？」

『…？伝えてないとは？敵になんか言われましたか』

相澤さんはなんか言いにくそうにこっちを伺ってくる
視線がウゼぇ……

『はぁ…探るの面倒でしょう、はっきり言ってください
ウザいです』

相澤「……そうだな、お前を見習うか

主犯格の死柄木弔という敵が、お前の名前を知っていたんだ
加えて、"Aは敵だよ"とも言っていた

どういう関係だ？」

＿＿は？

『その主犯格って、私が職員室で会った敵なんですか？』

相澤「あぁ、お前から聞いた特徴とその死柄木弔は一致している」

『あんな手だらけ敵知りませんよ！？』

――――――――――――

相澤side

どういう関係か、と聞くと
目の前のコイツは全く知らないと否定してきた

Aは嘘をつくような性格じゃない
…むしろ正論言って人傷つけるタイプだが

死柄木「あーそうだ、イレイザーヘッド
Aって知ってる?普通科の」

「アイツさー、俺らよりも性根が敵なんだよ
早めに手打っておいたほうがいいよ?」

目の前のAより、敵の言葉を信じるつもりは流石にないんだが……

相澤「(出会った時から、色々おかしかったからな…)」

『なんですかその眼は…
てか、死柄木弔っていう響きにも覚えはないです
知らないですよ』

相澤「そうか……ありがとう」