兄妹喧嘩8【ヒロアカ】 (ページ30)

今日:6 hit、昨日:54 hit、合計:28,249 hit

55ー君の居場所ページ30

Aside

「「Merry Christmas!!」」

12月25日
つかの間の聖夜は、A組にとってゆるやかな団欒の場となった

『へー、インターン再開か』

緑谷「そうなんだけど…」

飯田「Aくんも万全ではないだろうし…
緑谷くんもどうするんだい、その…ナイトアイ事務所…」

『？センチピーダーが引き継いでたりしねえの？』

切島「久々に会えるじゃねえか！」

緑谷「僕もそう思ってたんだけど…」

デクが聞いた限りでは、仕事が多すぎて引き継ぎに時間がかかり、今はインターンどころではないらしい

『職場体験先は？』

緑谷「ダメみたい、今宙ぶらりん」

『はぁ…同じくだな
職場体験先もナイトアイだったからなぁ…』

切島「Aインターン行けるのか？」

『一応行きはするが、"私"の事情があるから…理解力のねえ有象無象のとこには行かない』

緑谷「ま、まぁ…前回と違って今回は課題だから、ちゃんとした所を学校が紹介してくれるはずだよ…」

切島「ほおー、あー、じゃー……
爆豪はジーニストか！？」

爆豪「あ！？」

返事をした勝己を見れば、上鳴と芦戸に遊ばれているようだった…諦めろよ

確かジーニストは今行方不明だったんだか…

爆豪「……決めてねえ」

切島「でもまーおめー指名いっぱいあったしな！行きてーとこ行けんだろ」

爆豪「Aと同じだ、今更有象無象に学ぶ気ィねェわ」

『(聞こえてたんかい)』

轟「……」

ジーニストがいないのならば、学べることは少ないだろう
勝己は別のとこに行くはずだ
ならデクも勝己も私も、なかなか宙ぶらりんだな
私の事情を話せる…信頼出来るプロヒーローじゃねえと

ホークス「良かったらインターンとかおいでよ!あんまり構ってあげられないかもだけどあのアテナなら大歓迎だね!」

『(違う、アイツは断じて違う！
事情も知りすぎてるくらい知ってるけど！No.2っていう強すぎる環境も整ってるけど！)

あれは怪しい…！！』

切島「おおう急にどうしたA…！？」

嫌悪感が先走ってしまい、思わず口に出してしまった
アイツのとこは絶対嫌だ…もう二度と会いたくねえ…！

相澤「遅くなった…もう始まってるか？」

エリ「とりっくおあ、とりとー…？」

相澤「違う、混ざった」

突然エリと一緒に寮に来た相澤さん
あぁ…ついにロリコンに目覚めたのか…？