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マウント「必殺技は己の象徴！何が出来るのかは技で知ってもらうの
即時チームアップ連携、敵犯罪への警鐘、命を委ねてもらう為の信頼
ヒーローが技名を叫ぶのには大きな意味がある」
『…なるほど、ただ単に言うものじゃないと』
相澤「そういうことだ」
『相澤さん必殺技とかありましたっけ』
相澤「そういうタイプの個性じゃない」
『(逃げた)』
マウントレディの話を聞いて、普通に納得した
私自身がヒーローの勝つ姿に憧れて、それをなぞっていたから気づかなかったのか
言葉や態度でも人の心は動かせる、インタビューはその手段の一つ…か
市民の信頼が直接価値に…"成就"の力に繋がる私としては、必要なことだ
轟「A」
『よ、天然ぶちかましてたな』
轟「？そうだったのか」
『(ここも天然なのか…？)』
相澤「Aもやってみたらどうだ？」
『いや見学なんで、必殺技もやりたくない』
轟「……」
『……おい、そんな目で見るな』
ちょっと悲しそうな目で見つめられてる、うぜえ
今私が言えることとかねえよ…
マウント「デクくんでしたっけ！？活躍見ました！」
緑谷「それは…良かった、良かったです…！」
『…焦凍、安心しろ
デクよりは全然マシだからな』
轟「？分かった」
ミッド「そういえば例の暴走…進展があったと聞いたけど、大丈夫なの？」
進展…？例の暴走っつーのは、合同訓練ン時の黒鞭の暴発か？
進展ねえ…
集中して拳を構えたデクを見る
次の瞬間繰り出したのは、めちゃくちゃ短い黒鞭
そしてすぐに消えた黒鞭
緑谷「よっしゃ！
今はピョロっとですがコントロールの第一歩ですゆくゆくはこれも」「なにそれ」
爆豪「(ピョロで喜んでんじゃねえ…Aはもう使いこなしてたぞ)」
万縄〈短いな！〉
《遅いな…》
万縄〈君が早すぎるだけさ
いや、もはやフライングだ、全部継承者と話す前に個性使い始めただろう〉
《使おうと思ったら使えたんで》
『(それにしても…あれで喜んでちゃ先は長ェぞ？)』
突如出てきた万縄(一回だけ一方的に喋られたことがある)と喋りながら、緑谷に呆れる
まあOFAの力も腕ぶっ壊しながらやってたもんな…
マウント「あら！爆豪Aさんいるじゃない！」
『(……終わった)』
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作者名：なこの | 作成日時：2023年8月25日 16時
