兄妹喧嘩8【ヒロアカ】 (ページ27)

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54ーヒーローインタビューページ27

Aside

マウント「"ヒーローインタビュー"の練習よ！！」

『…なんすかこれ』

ミッド「インタビューよ」

『いや知ってます』

12月、下旬

体調の関係上、ヒーロー基礎学のみ休学をしていた私をミッドナイトが引っ張り出した
そしてヒーローインタビューと…いや訳分からねえよ

相澤「なに連れてきてんですかミッドナイトさん…」

ミッド「いいじゃない！元気そうよ？ね！」

『ね！…じゃないですよ
勝手に連れてこないでください…相澤さん私戻ってもいいですか』

相澤「…いや、せっかくなら見学でもしてけ
元気そうだしな」

『はぁ…！？』

小声でそんな話をしている間にも、授業は進んでいく
…焦凍がマウントレディに絡まれてる

マウント「凄いご活躍でしたねショートさん！」

轟「何の話ですか？」

マウント「なんか一仕事終えた感じで！はい！」

轟「はい」

『(絶好調じゃねえか天然野郎)』

マウント「ショートさんはどのようなヒーローを目指しているのでしょう！」

轟「俺が来て…」ﾁﾗ

ん…？目合ったな
…信じられないものを見る目をするな焦凍

話を進めろと口パクで訴えると、何となく伝わったのか焦凍はまたぼんやりとした顔で受け答えを続ける

轟「俺が来て…皆が安心出来るような…」

マウント「素晴らしい！あなたみたいなイケメンが助けに来てくれたら私逆に心臓バクバクよ」

轟「心臓…悪いんですか…」

マウント「やだなにこの子」

…なんだコイツ、エンデヴァーが泣くぞ
いや…今の親バカなアイツだったら変な反応しそう

『へぇ…あんな授業もするんですね』

相澤「俺の時はなかったよ
ヒーローとしての露出が増えてきたから特別授業としてやってる」

『…練習なんて要ります？
経験を積まない青いヒーローの考えた言葉が刺さりますか』

相澤「じゃあ今の轟が練習要らないと思うか？」

『…あれはあれです、ギャップ萌えってやつです』

ミッド「あら…一理あるわね」

目の前で必殺技を披露する焦凍をみながら、くだらない会話をする
…喋ったらダメなんだな、アイツも