兄妹喧嘩8【ヒロアカ】 (ページ16)

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52ー共闘ページ16

『早よしろや』

爆豪「てめェがはえーんだろうがよ…」

緑谷「こんな時に喧嘩しないでよ…」

12月中旬

戦いは静かに始まる

相澤「…ちゃんと帰ってこい」

轟「待ってる」

寮のドアを開けると、後ろから2人の声が聞こえた

爆豪「『あたりめーだろ』」

振り返らずに、扉を閉めて踏み出した

爆豪「…本当にあの作戦でいいのかよ」

『ああ、これが最善』

『私と勝己、2人が死なない未来を目指す為に、多少の犠牲は流石に避けられねえ

分かってンだろ？』

爆豪「…そーだな
はぁ…ったく、」

ある程度雄英から離れた所で、止まる

微かな視線を感じながら、ニヤリと笑った

爆豪「"爆発式(エクス)"……」

『"風爆(デイジー)"……』

爆豪はアテナの肩を掴み大きく振りかぶる

アテナは掌を後ろに向けて体制を整える

"どんな状況だとしても、確定で私達は狙われる"

爆豪「"カタパルト"！！！」

『"雛菊(カッター)"！！！』

"だからまず、離れる"

"最終地点は__"

投げ飛ばす技と吹き飛ばす技が混ざり合い、アテナの体は確かな速度をもって飛び上がる

勝己はそれを確認し、別方向へ走り出した

"公安本部だ"