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緑谷「あ、かっちゃん！Aちゃんは…？」
切島「爆豪…！」
下に降りると、A組の視線が俺に集まる
爆豪「ハッ、瀕死みてえだ」
八百万「そうなんですわね…」
爆豪「飯食いながら文句言ってたがな」
切島「元気じゃねえか！」
すかさず切島のツッコミが入る
…俺も同感だわ……
轟「アイツこれからどうすんだ？」
上鳴「A的には複雑な状況だよな…」
爆豪「…あと一個、やるべき事が残ってる
「それが無事に終わったら、のちのち復帰出来るかもな」だと」
その言葉に、共同スペースがザワつく
散々俺らを避けてきたAが、歩み寄るチャンスを渡したんだ、そりゃそうなる
蛙水「そのやるべき事って、何なのかしら？」
緑谷「…公安の事…だよね」
爆豪「そーだ、やるべき事は同じ……未来を変える」
麗日「なんか…良くない未来だったん…？」
―――――――――――
「未来は、どうなってんだ」
『……知りてえか？』
「あたりめーだろ、言えるなら…言え」
『後悔するなよ』
「誰が」
『明後日、呼び出しをくらって私と勝己が公安にとこに行く
そしてその途中、何者かに襲われるらしい
そのまま私は死んでサヨナラだ』
――――――――――――
爆豪「(…絶対屈しねえ
どうせ公安の仕業で、もみ消される)」
爆豪「(逆に、その証拠があれば弱みを握れる)」
麗日「爆豪くん…？」
爆豪「良いか悪いかっつったら、悪い方だが
やりようはいくらでもある
今回は兄妹揃ってるからなァ」ﾆﾔ
全身全霊で＿＿
爆豪「『(喧嘩してやる)』」
.
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作者名：なこの | 作成日時：2023年8月25日 16時
