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グラウンドから少し離れた場所
轟「お前…個性2つ持ちだったのか…！？いや、俺みたいな個性婚か？」
物間「その可能性は少ないでしょ、兄は1つだけだ…今のことで自信なくなってきたけどね」
『……1つだよ、元はな』
その引っかかる言い方に2人は思考を巡らせるが、既に1人は、思い当たる節があった
緑谷「ま、さか…」
『…気づくよなぁ…てめェが1番近いもんな』
緑谷「後天的に個性が発現することは恐らくない…なら、個性を与えられた…
オール・フォー・ワンに…！」
轟・物間「「！？」」
『正解…だが、満点じゃねえ
ちょうど、知ってる奴が来る』
信じられないと言わんばかりの3人を他所に、Aは少し笑って続ける
来ると言った後、寮の方向から
＿＿"黒鞭"が飛び出した
緑谷「何で…！？」
物間「試合で緑谷くんが出したやつか…！」
轟「アレが掴んでるの…爆豪じゃねえか！？」
寮の窓から飛び出した黒鞭は、掴んだ勝己をこのグラウンドに放り投げた
勝己は空中で体制を整え着地するが、顔を上げた勝己はその姿に気づき困惑した
爆豪「は…？ンでてめェここに！？」
『よォ、勝己』
爆豪「(俺がさっき寮で話した奴は偽物か？髪の色も違ェ…だが、あの血は本物だった…！)
てめェ…誰だ…！？」
突然グラウンドに投げられた勝己は2人のAに混乱し、3人は緑谷と同じ個性が使いこなせていたこと、勝己が言った言葉に動揺する
特に緑谷は黒鞭の事について知っている為、さらに困惑していた
緑谷「(なんで…？あれはOFAの中にある個性のはずなのに…どういう個性なんだ！？)」
轟「誰だって…おい爆豪どういう…」
爆豪「(今思えば、こっちのAは怪我してねえのに倒れた
だが向こうの白髪のAは血ィ吐いて立つこともままならねえ状態だった
どうみても、白髪のAの方が重症だろ
アイツ…は何に個性を使ってンだ…！？)」
物間「っそろそろ教えて欲しい所なんだけど！？」
それぞれが頭を回転させるなか、痺れを切らした物間が単刀直入に聞く
しばらく黙っていたAが、低く感情の篭っていない声で喋り始めた
『私の個性は"成就"、私を代償に私の願いを叶える個性』
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なこの(プロフ) - 瑞樹さん» 2回もコメントを…！感動しております！瑞樹さんに1番好きと言って下さって本当に嬉しい限りです！これからもよろしくお願いします！ (2023年4月23日 13時) (
レス) id: df8da5b3cd (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - ちょっと2回目のコメント失礼します。え？ 何故こうなった？ どうした夢主⁉︎ と自分の頭の中が混乱しております← ガチでごりごりシリアス、とても面白すぎて、毎日更新が楽しみですね。だから思わずコメントしました← 個人的に今一番好きな作品です！ (2023年4月22日 20時) (レス) id: 41c61677cc (このIDを非表示/違反報告)
なこの(プロフ) - 瑞樹さん» 瑞樹さんコメントありがとうございます！更新早いですかね…ストックを作っていて良かったなと思います(笑)自分もシリアス系は好きなので楽しんで頂ければ嬉しいです！ (2023年4月2日 15時) (レス) id: 43013c7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - 続編おめでとうございます! 更新が早くて凄いなぁ、と常々思っております。……自分とはえらい違いですね← なんか不穏な空気が漂ってますが、自分はこういう話好きなので嬉しいですね〜← 主様のペースで更新待ってますね。 (2023年4月2日 9時) (レス) @page1 id: 3d6e83a447 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこの | 作成日時：2023年4月1日 21時
