男子軍 ページ10
「らだお!?」
「…っしゃぁ!まだまだだなカワセぇ!」
カワセの家でスマブラ中
メンバーは俺とすみれさん、カワセに…カワセのお隣さんの若槻さん
…完全に俺巻き込まれだよな??
でも良い子そうだからいいけどさぁ
「…」
そうだ、すみれさんに頼まれてたことあんだ
「カワセに若槻のことどう思ってるか聞いてみて!私も聞くから!」
まぁ別に全然良いけど
カワセが若槻さんのこと好きだったら弄れるネタが増えるし←
「…カワセってさぁ」
「ん?」
声を抑えめで聞いてみる
「若槻さんのことどう思ってんの?」
…はいカワセ停止←
目を見開いたまま驚いてるよ
「…どう思ってるって?」
1分ぐらい経ってからそう聞いてくるカワセ
時差すげぇ〜(棒)
「そのまんまよ。」
普通に聞いてみる
茶化すと話してくれなさそうだしね
「…可愛い、とは思ってますよ」
…おいそれだけか!!?
もっとさぁ言えよ!!
「…へー」
俺心の中だと凄い荒ぶってるからね
「…らだお今日なんか変だよ?」
「べっつにー」
好きなら早くアタックしろよ()
今日はなんかみんな変
すみれさんは急に若槻さん連れてくるし
らだおは若槻さんについて聞いてくるし
調子狂う…
…“可愛い、とは思ってますよ”
この言葉は間違いではないけど、何か突っかかる
俺は本当にそれだけを思ってるのか
自分の感情なのによく分かってない
モヤモヤしたままテレビに向かう
反射してすみれさんと若槻さんの姿が見えた
…何話してんだろ
俺のことだといいな、なんて思ったりしてた自分が気持ち悪かった
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作者名:小鳥遊 | 作成日時:2022年1月11日 23時