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遊ぶだけ遊んで、うみくんの家を去る時間。
帰り際、懲りない私はまたうみくんに
『ねえ、今日もしなくてよかったの？』
って問いかける。
だってまだ、
私は体なしのデートに何の意味があるんだろう？
と思っていたから。
前回も、今回も、
何もなくてうみくんはそれでいいのかなって。
でも貴方は
「うん、俺はこれでいいの」
って満足そうに堂々と答えるから、
私は “え〜” なんて思わず
眉をしかめてしまったりして。
この日だったね、
うみくんにはっきりと宣言されたのは。
「…俺ね、Aちゃんに
ちゃんと好きになってもらうって決めたの」
ごめんね、この時の私大馬鹿で。
うみくんは真面目に気持ちを伝えてくれてるのに
『…なに、ほんとに好きになっちゃったの？(笑)』
ってからかうような態度を取って。
「うん、ほんとに好き」
ってさらに返してくるうみくんの唇を、
否応なしに塞いでしまって。
本当は、
こんなにしっかり想いを伝えてくれる人なんて
久しぶりで。
少しだけね。嬉しかったの。
結局隙を突かれて体を離され、
うみくんには半ば無理矢理に
「ね、またね！気をつけてね！」
っておうちを追い出されちゃったけど。
体が反応していながらも
「それでもしないの、もう決めたのっ」
って必死に抵抗するうみくんが、
なんだろうな、なんか愛おしくて。
もっと一緒にいればよかった、
そんなことを帰りながら思ってた。
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推しとリアコは別JAPAN(プロフ) - minaさん» こちらこそリクエストしてくださって本当にありがとうございました！お待たせしてすみませんでした、、。お気に召していただける作品が書けるように頑張ります！ (2021年5月8日 14時) (
レス) id: 23a232e58d (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - 作者さんこんにちは！リクエスト叶えて頂いてありがとうございます！新作待ってました(//∇//)お話の世界にどっぷりハマらせて頂きます(ハート) (2021年5月6日 10時) (レス) id: d0bee73eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：推しとリアコは別JAPAN | 作成日時：2021年5月6日 0時
