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ゲームを進めていると、お互い負けず嫌いなのか
士気が上がって、余計に部屋の暑さを感じる。
隣で前のめりになりながら
ゲームをしてるAちゃんは少し汗をかいていた。
それでも彼女はジージャンを羽織ったままで、
その姿に対して俺は違和感を感じ始めていた。
「Aちゃん、上着脱がないの？」
『え、急にどうしたの』
「いやだって汗かいてるのに脱がないからさぁ、」
『あ〜…確かにね』
「なんか理由でもあんの？」
そう聞いたら
Aちゃんにしては珍しく答えを出し渋っていて
あれ、もしかして聞いちゃいけなかったかなと
不安を感じる。
でもそんな不安はすぐに飛んで
『…ちょっとだけ、伸びてるから？』
半笑い気味にAちゃんはそう答えた。
「…え、そんな理由！？」
『そんなって、そんな理由だよ』
「Aちゃんこまめに処理してそうなのに」
『人間だもん、忘れてる時あるよ』
あっけらかんとそう言われて
まぁ言われてみればそうだよなって
驚いたけどなんだかんだすぐ納得した。
「でも別に、今この場に俺しか居ないから
そんな気にしなくていいよ？
暑さ我慢すんの良くないって」
そう言っても、
Aちゃんはどうしても嫌なのか、動かなくて
自分からは脱ぎたくないってオーラが出てたから
「もう、どんだけ気にしてんの」
もういっそ俺が脱がしてやろ〜って思って
Aちゃんの上着へと腕を伸ばす。
すると、
俺の手がAちゃんの上着にかかったぐらいで
バッと腕を掴まれて止められた。
Aちゃんはハッとしたように口を半開きにしてて
“えっ？そんなに嫌？” 不意にショックを感じる。
その後、力が強くなって腕が引き離されるかと思うと
“っ…” という声が彼女の口から漏れた。
…？。痛、がってる？
ここまできて、
やっと俺は上着どころの話ではなく
今日のAちゃんは何処かおかしい事に気づいた。
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推しとリアコは別JAPAN(プロフ) - minaさん» こちらこそリクエストしてくださって本当にありがとうございました！お待たせしてすみませんでした、、。お気に召していただける作品が書けるように頑張ります！ (2021年5月8日 14時) (
レス) id: 23a232e58d (このIDを非表示/違反報告)
mina(プロフ) - 作者さんこんにちは！リクエスト叶えて頂いてありがとうございます！新作待ってました(//∇//)お話の世界にどっぷりハマらせて頂きます(ハート) (2021年5月6日 10時) (レス) id: d0bee73eb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：推しとリアコは別JAPAN | 作成日時：2021年5月6日 0時
