ナカマイゾン 6th (ページ10)

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魔女ページ10

知念は鎌を高木に向ける

　

しかし、高木から放たれている冷気によって鎌が凍ってしまったのだ

cn「チッ」

知念は舌打ちをする

tk「年上に舌打ちは良くないよ？」

cn「おじいちゃんが何言ってるの？」

tk「…薮くん、伊野尾くん、光くんと同い年なんだけどな」

高木は頭部を掻きながら小言を言う

cn「何の用なの？

まさか…その人間を庇おうって言うの？」

tk「そうだな、別に俺一人だけだったらほっといても良かったなって思ったけど。

…懇願されたらさ」

高木がそこまで言うと部屋が一気に暗闇に包まれたのだ

km「これは…【闇の魔女】の」

in「そう、俺の力。

どう、炎の氷ってとても美しいでしょ？」

暗闇の中から伊野尾が現れたのだ

cn「いのちゃんまで…」

in「こうすることで…目的の人物がここに来やすいでしょ？」

伊野尾がそこまで言うと今度は扉が開かれた

jnt「…生憎真っ暗で何も見えんわ。

まぁ、綺麗な氷が目印となったな」

入ってきたのは…中間であった

ピアスがその光りを反射する

akt「淳太くん‼︎」

jnt「照史、急いで林檎の国行こうか。

その欲望を晴らすために」

中間は照史の目を見て笑う

そして次に知念を見た

jnt「そこの魔女を救ってからな」