ナカマイゾン 6th (ページ6)

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魔女ページ6

青い炎が『WEST』を追いかける

cn「道具(国民)に告げる、今『WEST』が逃げ出した」

　
知念の声が炎の国中に響き渡る

cn「捕まえた道具(国民)には一年分の給料をあげる。

道具(人間)の分際で持ち主(魔女)に逆らったことを後悔させてやれ‼︎」

すると国民全員が『WEST』に襲いかかったのだ

hm「望、少し頼めるか？」

nzm「え？」

hm「象になって足止めを頼めるかってことや。

足止めなら望が向いてるから」

小瀧は眠っている中間を見た

おそらく中間が起きていても同じことを指示しただろう

nzm「濵ちゃん、これだけは約束して。

絶対に、迎えに来てな‼︎」

小瀧は飛び降りて象となり、襲いかかってくる国民たちを足止めした

hm「もちろん迎えに行くわ‼︎

大切なメンバーなんやから‼︎」

神山と重岡はスピードを上げる

akt「…Twinkle, twinkle, little star,

　

How I wonder what you are」

その時、桐山が突然歌を口ずさみ始めたのだ

歌声が響き渡ると国民たちは続々と倒れていった

rs「…照史？」

cn「まさか蛇の魔力がそこまで関係しているとはね」

知念が神山と重岡の前に立ちはだかる

そして青い炎を打ったのだ

もちろん、人間であるはずの二人には効果がない

jnt「あ、つい」

しかし、眠っている中間は苦しみの表情を浮かべたのだ

cn「どうする、炎を消す代わりに道具(国民)を返してほしいな」

akt「彼らは…道具ちゃうねん」