ナカマイゾン 6th (ページ50)

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悲劇ページ50

ar「世界を壊すなんていう禁忌の魔法使って五体満足でいれると思った？」
　

有岡は蛇を見つめる

ar「禁忌の魔法…その代償はその命だろうね。

世界滅亡というものを舐めてたね」

蛇は震えながら黄金に変わった手を見つめた

hb「俺自身の…命…」

そして中間を見つめたのだ

hb「お願いします…貴方様の願いを叶えれば…俺、は」

jnt「俺の願いは…これからも『WEST』の皆と一緒におることや。

そのために世界を潰そうとか思わん」

その言葉に蛇は目を見開いた

中間が歩み寄ろうとするが、桐山が力を入れる

中間はそんな桐山を見て、目で訴えた

桐山は何も言わずに、蛇への道を開けた

中間はゆっくりと蛇に近づく

hb「…嫌だ、死にたくない。

いつまでも、貴方様のお隣にいたい…」

中間は蛇の嘆きを聞き、優しく抱きしめた

jnt「…俺は、アンタに関しての記憶がはっきりと言ってしまってない。

けど、アンタの人生を狂わせてしまったのは…悪かった」

蛇は目を見開く

jnt「なぁ、俺がよかったらやけど…ずっと覚えていてもええか？

何も姿形がある状態で隣にいるってわけじゃなくて…俺の記憶の中に永遠に残しとく。

俺がいつか老いて死ぬまで」

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