ナカマイゾン 6th (ページ46)

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魔女ページ46

蛇の腕は黄金に固まった

　

hb「ウザイ…ウザイウザイウザイ」

ym「いっ…」

cn「治癒魔法なんて…魔法具無しで一番高度な魔法じゃないの!?」

in「でもやるしか…」

jnt「『大地の愛(アース・アモル)』」

中間の呪文が聞こえたと思うと全員の魔法具が戻ってきたのだ

tk「淳太…」

jnt「淳太ちゃう、【大地の魔女】や。

…今は蛇を倒すという目的で魔女が一致団結する必要があると思ってな。

ただ、生憎やけど蛇には魔法封じが効かんで」

中間は端的に告げる

yt「いいや、それでもありがたいね。

魔法具が戻ってきただけ…今まで通りの精度の魔法が使えるからさ!!」

cn「涼介の治療も終わったよ」

ym「…マジで死ぬかと思った」

山田はよろけながらも立ち上がる

hb「…なんで…【大地の魔女】様まで…」

蛇は絶望した目で中間を見ていた

hb「…そうだ、魔法を。

禁忌の魔法を使えば…」

jnt「蛇!!」

中間は大声を出す

jnt「俺らはな…『WEST』や。

それは何に変えても変わらん」

hb「うるさい…何者のつもりで!!」

ym「先輩魔女としてだよ」

薮は杖を強く叩きつける

hb「…そうかい、そうかい。

だとしたら…俺の好みの世界にしないとな」

蛇が手を叩くと藤井が持っていた鏡が蛇の手元に戻った

hb「【悪意の魔女】、蛇!!

この命に変えて…我の愛する【大地の魔女】様復活のため、禁忌の魔法を使おう!!

『悪意の過去(バッド・パッセ)』」