ナカマイゾン 6th (ページ44)

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魔女ページ44

hb「消えろぉ!!」

　

蛇は拳を藤井にぶつけようとする

しかし、藤井は簡単にその拳を避けて稲妻を放つ

蛇は魔女でなければ触れることが出来ない

ただ、魔法は伝わるのだ

蛇の顔は苦痛に歪む

rs「医療に詳しい魔女は？」

in「俺が知念だけど…」

rs「心肺蘇生の流し方を教えてくれ。

…淳太を目覚めさせるのは『WEST』が一番や」

cn「えっと…」

知念は藤井に場所を教える

in「威力を間違えないで。

間違えたら…最期、本当に目覚めない」

rs「それやったら俺が禁忌の魔法使うわ…行くで」

藤井は力を込め、一瞬だけ稲妻を流した

akt「…いっ…たい…ねん」

『WEST』がゆっくりと起き上がる

jnt「…みん、な？」

hm「ホンマ…淳太に生かされたり殺されたり…どっちがええねん」

jnt「俺は…皆に生きて欲しくて…でも、あれ？

俺は…何を…」

中間の目から涙が零れ落ちる

留まることを知らない

hb「【大地の魔女】様!!

貴方様の欲望は世界を滅ぼすこと…その欲望を叶えなくて良いのですか!?」

hk「黙れ」

八乙女が蛇の腕を掴んだ

hk「今は…中間淳太の時間だ、お遊びならこっちでやろうか？」