ナカマイゾン 6th (ページ5)

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魔女ページ5

cn「ここにいたんだね、皆」
　

知念は鎌を構えたまま桐山の後ろから声をかける

akt「…皆、気持ちよさそうに寝ているやろ？

あんたが道具って使ってるから俺が休ませてあげたんや、道具かて休ませなアカンで？」

知念は迷いなく鎌を振り下ろした

hb「おっと、やめてくれよ。

俺だって魔女様には手を出したくない」

しかし、その間に蛇が入ってきたのだ

cn「邪魔をするな、蛇‼︎

僕はその犯罪者を」

hb「犯罪者…ね」

蛇は知念に顔を近づける

hb「それだったら【炎の魔女】様も犯罪者になってしまう」

cn「…はぁ？」

hb「国民たちを無理やり働かせてるからね、しかも脅迫して。

なんと重い罪だろうか‼︎」

知念は鎌を落としてしまう

hb「…【炎の魔女】様、あなたの欲望は？」

蛇はニヤニヤしながら知念のアザに触れた

知念は虚ろな目で蛇を見る

hb「俺のアザは欲望を強くする効果があることをお忘れかな？

さぁ、【炎の魔女】様、あなたの欲望を」

km「シゲ‼︎」

その時、蛇と知念の間にライオンとなった重岡が飛び込んだ

hb「おっと」

神山「流星、頼んだ‼︎」

rs「これ、俺の仕事ちゃうと思うんやけどな‼︎」

重岡に気を取られている隙に藤井が桐山の手を取った

nzm「この眠り姫も連れてくか」

hm「連れて帰らな照史にめっちゃ言われるで」

桐山を神山が乗せ、中間を重岡が乗せた

rs「全速前進‼︎

とにかく逃げるで‼︎」

cn「道具(人間)の分際で…」

知念は遠くなっていく『WEST』を睨む

cn「持ち主(魔女)から逃げんなよ‼︎

『炎の花(ファイア・フロウ)』」