ナカマイゾン 6th (ページ39)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:12,109 hit

魔女ページ39

yt「禁忌の魔法って魔女以外にも使えるの…!?」

　

中島の問いかけに有岡は頷く

ar「普通に俺たちが使っている魔法は魔力というものを消費する。

魔法はもの、魔力はお金と考えたらわかりやすいと思うよ。

お金がない人はものを買えない。

つまり、魔力がない人は魔法を使えない」

hk「…で？」

ar「…禁忌の魔法はお金が無い人にとって唯一手の届くもの。

お金なしで永遠に手に入れられる」

cn「…魔力(お金)を使わない代わりに自分の何かを差し出す。

それだけで、望んだものが手に入れられる」

ar「数千年くらい前は人間たちも普通に使ってたけど、魔女に対抗する力を手に入れられてら困るからね。

とある魔女が禁止した…とだけ言っとくよ」

in「…じゃあ、蛇の真実を知られたくなかったのって」

ar「自分の本当の姿を知って欲しくなかったから」

蛇は下を向いて震えている

hb「【林檎の魔女】…よくも…!!」

ar「よくもって言われてもねぇ…今まで散々俺たちで遊んで来たんだから。

俺たちが遊び返してあげる」

全員が魔法具を構えた瞬間

jnt「『大地の愛(アース・アモル)』」

中間の声が聞こえた

そして魔法具が消えたのだ

tk「え…」

中間が空から現れる

蛇の前に降り立つと指を鳴らした

何も無かった場所から山田と『WEST』が現れたのだ

ar「…こりゃ、マズイね」