ナカマイゾン 6th (ページ4)

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魔女ページ4

jnt「ちょま…照、史!!」

　

中間は何とか桐山を追いかける

akt「…淳太くん、俺は一人が嫌いや」

それまで無言で突き進んでいた桐山はとある部屋の前で止まる

akt「誰も苦しみを共有出来なくて、嬉しいことも何も分からなくて」

jnt「はっ…何、言って」

akt「せやからな…皆一緒に居て欲しいからここに集めたんや」

桐山が扉を開けるとそこには行方不明となっていた人たちが意識を失って倒れていたのだ

jnt「照史…これは…」

akt「一人は嫌やから集めた言ったやろ？

皆、ここにいてくれるんや」

中間はそのうちの一人にそっと触れる

温かさと脈を感じられることから生きていることは確かであった

jnt「照史、この人らを解放しろ。

これは命令や」

akt「命令言われても…」

中間は急に視界が奪われた

後ろから桐山が目を隠したためである

akt「淳太くんも、お仲間になるんやで？

アハ、中間淳太が…仲間になる、オモロイな。

崇裕やったら爆笑してるわ」

桐山が小さく笑う中、中間は意識を失って桐山に全体重を預けた

akt「…安心してな、淳太くん。

目覚めたら全部終わってるから」