ナカマイゾン 6th (ページ28)

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真実ページ28

ar「【大地の魔女】こと、中間淳太。

　

得意魔法は魔法封じ、魔法具はピアス。

…ほとんどが経験あるんじゃないの？」

有岡の言葉に魔女たちは目を逸らした

ar「…ほら、そこの人間も生きてんだろ？」

有岡は小瀧をつつく

nzm「…アホ、か。

ホンマに死んだ…思ってたわ」

小瀧はゆっくりと起き上がる

km「のんちゃん…!!」

rs「なんで…？」

nzm「山田くんの…おかげや」

山田は首を傾げる

小瀧が見せたのは、山田が渡した人形であった

ym「…一度だけ、望を命の危機から救う」

ar「それでもう一度死なずにすんだってわけ。

…けど、『WEST』に残された時間は少なくない。

何故なら動く動力が近くにないから」

akt「…おい」

桐山は有岡の胸ぐらを掴んだ

akt「細かいことはどうでもええ。

…俺らは真実を知りたいんや」

ar「その真実が『WEST』にとって悲劇のものでも？」

桐山は頷く

ar「それじゃ、何から話せばいいの？」

sg「俺たち『WEST』は何者なんや？」

重岡の言葉に有岡はそちらを見た

ar「『WEST』、それは【大地の魔女】が使った禁忌の魔法によって動く屍たち。

つまり、『WEST』は一度死んでるってこと」