ナカマイゾン 6th (ページ20)

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魔女ページ20

hk「行くな」
　

in「いや、行く」

hk「行ったところで俺らが勝てる未来が見えない。

薮の力は…蛇によって増大されている」

八乙女と伊野尾は話し合う

二人だけでは無い

『WEST』によってアザを取って貰った魔女が話し合っているのだ

yt「やまの転移魔法での移動は出来たんでしょ？」

ym「けど、匂いでバレてると思う。

あの匂いはどうしても消せないから」

in「俺は『WEST』を薮から助けたい。

俺自身が助けて貰ったんだから」

hk「俺も助けたい気持ちは山々だよ。

…けど、誰も薮に敵わない」

ar「敵う魔女なら一人いる」

そこに有岡が現れた

全員魔法具を構える

有岡も薮と同じでアザがある魔女なのだ

ar「そんなに構えないでよ、皆も知ってるでしょ？

アザは伝染するって」

全員が八乙女を見た

hk「…まさか」

ar「そのまさかって言うわけ。

…はぁ、無知っていいよね」

有岡の愚痴に若干苛立ちを感じながらも全員魔法具を閉まった

tk「それで、敵う魔女って？」

ar「【大地の魔女】」

yt「大ちゃんが言うから間違いないんだけど…じゃあ聞くね。

【大地の魔女】は誰なの？」

有岡はため息をついて

ar「【大地の魔女】は中間淳太。

彼以外その名に相応しい魔女はいない」

と言った