ナカマイゾン 6th (ページ15)

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追憶ページ15

hm「淳太!!」
　

濵田に体を揺さぶられ、中間は目を覚ます

hm「良かった…また変になったのか思ったわ」

jnt「なんやその言い方。

…知念くんは？」

中間が聞くと濵田は視線を動かした

中間も視線の先を見ると知念が立っていたのだ

cn「…本当に、どうやってるの？」

知念はおもむろに首元を見せてくる

白く美しい首筋が顕となった

cn「蛇のアザ…綺麗に消えてるんだけど。

どうやって消してるの？」

jnt「…俺にもわかんないです。

けど、その魔女に真摯に向き合うことでアザが取れてるんやと思う」

cn「真摯に…向き合う…」

中間は立ち上がって桐山の元に向かった

jnt「…行こう、照史」

akt「へ？」

jnt「林檎の国へ。

俺の…俺たち『WEST』の真実を知りに」

akt「『WEST』の真実」

中間は頷く

jnt「『WEST』という存在を語る上では…【大地の魔女】という存在が必要不可欠になってきた。

【林檎の魔女】は全てを知っとる…どんなことになっても俺は受け入れる。

せやから…皆で行こうや」

中間の言葉に桐山は何回も頷いた

涙を流しながら…何度も…

中間が桐山に抱きつくとアザが溶けるようにして消えていった