ナカマイゾン 6th (ページ12)

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魔女ページ12

中間は真っ白な空間で知念を見つける
　

jnt「…国民は、なんで道具なん？」

中間が聞くと首を吊られた

jnt「あぐっ!?」

何事かと思うと突然現れた真っ黒な蛇が中間の首を絞めて吊るしていたのだ

中間は足をバタつかせる

hb「なるほど、こんな空間だったのだね」

jnt「へ…び…」

そして蛇が現れたのだ

hb「どのようにしているのかと思ったけど…そこまで大掛かりなことはしないみたいだね…ふふ」

中間は声を出そうとするも黒い蛇にキツく絞められ上手く声が出ない

hb「【炎の魔女】様、どうするんだい？

このまま道具(国民)を手放すのかい？」

蛇の言葉に知念は首を横に振る

cn「やだ…ひとりぼっちになりたく、無い」

hb「だったら腕輪(首輪)で繋いでおけばいいだろう？

そうすれば誰も逃げない、逃げられない。

道具(国民)は永遠に【炎の魔女】様のものさ」

その言葉に知念は顔を上げた

cn「…僕の、もの？」

jnt「違…皆、生き、とる」

中間は知念に手を伸ばした

jnt「アンタのものでも…誰の、ものでも、ない。

皆、自分の、意思で…!!」

cn「…ねぇ」

知念は立ち上がって中間の元に向かった

cn「『WEST』は…誰のものなの？」