ナカマイゾン 3rd (ページ8)

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魔女ページ8

濵田からの問いかけに何も答えない中間

　

nzm「淳太、頭ぼーっとしてるん？

濵ちゃんがおはようって…」

小瀧が中間の顔を覗き込むと、言葉が止まってしまった

rs「なんや、変な顔でも…おい、淳太」

一緒に覗き込んだ藤井も言葉に詰まった

全員が中間の顔を覗き込もうとする

すると中間が自分から顔を上げたのだ

その表情に皆、息を呑んだ

無表情であったのだ

いつもにこやかに笑っている唇も優しそうに皆を見つめる瞳も何も写していない

そして何より、目を奪われたのは瞳の色であった

焦茶色であった色は赤色に染まっていたのだ

この色の状態を、皆知っている

nzm「魔女の…暴走…」

hm「おい淳太‼︎」

濵田は中間の肩を揺らす

jnt「え、あ…濵、ちゃん？」

しばらく揺らされていると中間はハッとしたように濵田を見つめる

hm「おい、何もないか？

体に不調とか？」

jnt「え、何？

何もないけど…どうしたん？

え…俺、何日寝てた？」

hm「えっと…三日」

jnt「三日⁉︎

てか、重いんやけど…照史⁉︎」

中間はパニックになりながら現状を理解しようとした

瞳の色は焦茶色に戻っており、何事もなかったかのように話しているのだ

km「俺らの見間違い…ちゃうよな？」

sg「五人見間違えることないやろ…」

jnt「ちょ、照史、起きてぇ‼︎」