ナカマイゾン 3rd (ページ48)

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魔女ページ48

tk「…どうして、動けてるの？」

　

高木は思いっきり中間を睨んだ

jnt「俺もわからんわ。

ま、凍っておったのは事実やで、その影響か今でも寒いし」

km「シゲ‼︎」

中間の後ろから神山が重岡の元に駆け出す

重岡は安心からなのか人間の姿に戻り、その場に倒れた

腹の傷はゆっくりと重岡の体を凍らせていく

nzm「あの魔女のところに連れてこ‼︎」

tk「逃すか」

高木は魔法で生成した氷を飛ばす

しかしそれは届くことがなかった

途中で消えてしまうのだ

tk「…は？」

jnt「初めて困惑したか？

…絶対に『WEST』には手出しさせん」

中間は大きく鞭を振り上げて地面に叩きつけた

高木は頭を抱える

tk「…せっかく欲望の始まりだと思ったのに」

足元から冷気が溢れ出し、部屋全体を包み始めた

それだけに留まらない

その冷気は国にまで広がっていった

tk「全てを凍らせる…そのために、お前ら『WEST』から凍らせてやるよ‼︎」

中間を睨みつける瞳は赤くなっていた

中間は知っている、それは魔女の暴走だと

jnt「…止めるわ、何がなんでも」