ナカマイゾン 3rd (ページ47)

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魔女ページ47

hk「…動いた」

　

八乙女は驚いて一歩中間から離れる

hk「芯まで凍ってないのはいいけど、自分で動けるはずがない…」

akt「どういうことや…？」

八hk「普通であれば芯まで凍っていなくても体を凍らされたら自分の意思で動くことなんて出来ない。

魔女が魔法を解く以外、方法がないのに…」

八乙女は少し考えると斧をしまった

hk「まだ時間はあるか？」

hm「シゲが変に暴れなければ」

hk「少し、待たせてくれ」

その言葉に桐山は掴みかかる

akt「待てって…このままほっといたら淳太くん死ぬんちゃうんか⁉︎

やっぱり魔女は信用」

hk「自力で、魔法を解いているんだ」

八乙女がそこまで言うと中間の目元の氷が溶けた

見える黄色の瞳が瞬きを繰り返す

すると全体を覆っていた氷が音を立てて崩れたのだ

jnt「…寒‼︎」

中から顔色は悪いものの、中間が動いで出てきた

その光景に皆、目を奪われる

jnt「あれ…魔法なくなったん？

もしかして解いてくれたん？」

色々と言いたいことはある

桐山が口を開くと八乙女がその前に立った

その手には中間が使っていた鞭があった

hk「…暴れライオンを止めてきてくれ、調教師(淳太)」