ナカマイゾン 3rd (ページ45)

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激昂ページ45

nzm「…淳太？」
　

小瀧は凍ってしまった中間に触れる

氷自体の冷たさが小瀧に伝わる

akt「嘘やろ…これってシゲと同じなん？

それとも完璧に凍ってしまってるん？」

桐山はしきりに触るも何も変化はない

hm「あの魔女…一度殴らな」

km「落ち着けって。

何かあってのことかもしれん」

rs「…人を凍らせることが？」

『WEST』は中間を動かせるように試行錯誤するも何も結果が出ない

akt「そういえば、シゲはどこに行った？」

桐山は辺りを見渡す

確かに桐山と小瀧が部屋から出る時にはいたはずの重岡がいないのだ

nzm「アイツ…また逃げたん？

それこそ一発殴らな」

hk「逃げてない、アイツ自身のケリをつけに行った」

小瀧が立ち上がると目の前に八乙女が現れた

全員が構える

今の所、魔女に対していいことがないからである

rs「…その手」

その時、藤井は八乙女の手に気が付く

大きな傷跡があり、痛々しさが伝わってくるのだ

八乙女は斧を出す

そして斧で中間に触れたのだ

hk「…驚いた、芯まで凍ってない。

少し離れててくれ、魔法で解く」

八乙女が呪文を口に出そうとした瞬間、中間が僅かに動いた