魔女 ページ43
重岡は片膝をついた
sg「やっぱり…やから魔女は嫌いや‼︎」
jnt「…シゲ」
それでも中間は優しく重岡の名前を呼んだ
sg「淳太…なんでアンタ凍ってるんや」
jnt「シゲから…【氷の魔女】を、殺そうとした、理由を…命を持って、聞けって。
魔女が憎いからって言う理由は…認められんってさ」
中間は凍ってしまった体を見つめた
sg「正直に話したやん…魔女が憎いから消そう思って…手始めに近くにおった【氷の魔女】からって思ってん。
これ以上も以下もないのに」
jnt「…照史、誤解しなければええなぁ」
中間の言葉はそれ以上出て来なくなった
口元まで凍ってしまったのだ
sg「…嫌や、お願いや淳太。
魔女やったらその魔法解いてその声聞かせてや‼︎
お願いやから…なぁ」
重岡は中間に触れる
凍ってしまった手からは体温など感じることが出来ない
中間はそんな重岡を見て涙を流した
sg「泣かんといて…もう、俺が悪いから」
重岡も涙をこぼし、声をあげて泣いた
しばらくすると涙が落ちてくることは無くなった
sg「…淳、太?」
重岡が顔を上げると中間は完全に凍ってしまっていた
81人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
慧jump(プロフ) - Σさん» シ━━━ッd(ºεº;) (11月19日 12時) (レス) id: 8369fb793b (このIDを非表示/違反報告)
Σ(プロフ) - 離せない、ねぇ… 話せない、だねぇ… (11月19日 11時) (レス) @page12 id: a114028e24 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2023年11月14日 8時