ナカマイゾン 3rd (ページ40)

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魔女ページ40

sg「お得意の魔法で自分のことを人間って俺らに刷り込んだんやろ？
　

なぁ⁉︎」

蹴り飛ばされた中間はその部分を押さえながら重岡を見る

jnt「蛇に…唆されたん？」

sg「正直に答えろ、お前は魔女か？」

重岡の目からは怒りが伝わってくる

jnt「…俺は魔女ちゃう、それは俺自身がわかってる。

もし俺が魔女やったら…もっと皆を苦しめてない」

中間は凍り始めている手を隠しながら答えた

しかし、それは重岡の怒りをさらに助長するものになってしまった

sg「なんで手ェ隠すん？

その手に何かを隠し持ってるんちゃうか⁉︎」

重岡は中間の手を取った

両手は完璧に凍っており、肘下まで凍りかけていたのだ

sg「…何や、これ」

想像もしなかった事態に重岡は言葉を失う

sg「…魔女ならこれくらい解けるやろ？

なぁ、見せてみろや、お得意の魔法を‼︎」

すると中間は重岡に抱きついた

jnt「…俺が魔女ではないってことは、自分が一番わかってる。

けど、それをシゲに証明出来ん…ごめんな。

もし、シゲが俺のことを魔女やと思うんやったら…このまま俺を殺してくれんか？」