魔女 ページ29
jnt「…ん?」
部屋で食事をとっていた中間はふと、顔を上げる
何気なくいただけであったのに、心のどこかに何かが引っかかったのだ
jnt「シゲ…?」
中間は扉を開け、廊下を見る
いないはずの重岡が中間を呼んでいるようでならないのだ
sg「淳太、こっち」
jnt「待てって、そもそもお前どこにいたんや」
中間は重岡に誘われるかのように歩いていく
エレベーターに乗り込み、たどり着いたのは城の大広間、つまりは玉座がある部屋であった
重岡はその中に入ると中間を手招きする
jnt「ちょ、そこ勝手に入っていいん…?」
中間は辺りを見渡す
わずかに開いた扉の隙間からは冷気が溢れており、中間の体温を奪っていた
jnt「…魔法が、切れたん?」
今までなかった体温が奪われるということに中間は高木の身に何かあったのではないのかと思い、後ろ髪を引かれながらも扉を開けた
jnt「…だ、大丈夫ですか⁉︎」
そこには中央で倒れている高木がいたのだ
中間は急いで駆け寄る
お腹辺りを押さえており、その部分に中間も触れると赤黒い液体が中間の手の平にベッタリとついた
jnt「…刺された?」
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慧jump(プロフ) - Σさん» シ━━━ッd(ºεº;) (11月19日 12時) (レス) id: 8369fb793b (このIDを非表示/違反報告)
Σ(プロフ) - 離せない、ねぇ… 話せない、だねぇ… (11月19日 11時) (レス) @page12 id: a114028e24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2023年11月14日 8時