魔女 ページ23
sg「…暖かい」
重岡は自分の手を見つめる
氷の国は常に寒く、【氷の魔女】である高木の力がなければ日常生活を過ごすことも難しいであろう
つまり、この国では高木の力は重宝されるものなのだ
sg「…俺は、この国に合わないな」
しかし、重岡は魔女を嫌っている
一刻も早くこの国を出たい気持ちだったのだ
重岡は部屋から出て中間と神山の部屋に向かう
ノックをすると出てきたのは神山であった
sg「淳太、おる?」
km「今寝とるけど…何か話あるん?」
神山の背中越しに寝息を立てて気持ちよさそうに眠っている中間が重岡に見えた
sg「…いや、疲れてるんやったらまた後で来る」
km「ここ、お願いしたら温かいものとか用意してくれるから。
シゲ、あまり我慢しすぎるんとちゃうよ?
あと出かける時はメモを残す、じゃないと心配してしまうからな」
神山はにっこりと笑うも、重岡は作った笑顔しか返すことが出来なかった
一人静かに部屋に戻る重岡
sg「はぁ…」
hb「おや、どうしたんだい?
話なら聞くよ」
しかし、誰もいないはずの部屋に蛇が椅子に座っていたのだ
sg「…え、何、で」
hb「ちょっと話をしないかい?」
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慧jump(プロフ) - Σさん» シ━━━ッd(ºεº;) (11月19日 12時) (レス) id: 8369fb793b (このIDを非表示/違反報告)
Σ(プロフ) - 離せない、ねぇ… 話せない、だねぇ… (11月19日 11時) (レス) @page12 id: a114028e24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2023年11月14日 8時