ナカマイゾン 3rd (ページ13)

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魔女ページ13

yt「楽しみにしてるんだ、『WEST』がどんなものを見せてくれるのか」

　

中島は中間の首元に手を当てた

治療しようとしているのだ

中間はそれを拒む

jnt「いつか会った時に嫌味言うためにとっとくわ」

yt「はは、嫌な奴」

中島一度手を離すも、もう一度添えた

yt「じゃあ、しばらくこの傷が治らないようにしとくね。

そしたら音の国に行った時に嫌味言えるでしょ？」

jnt「ありがとな」

中間はニマっと笑う

yt「…ねぇ、聞きたいことあるんだけどさ」

jnt「チケットなら完売やで？」

yt「アザ」

中間は中島を見つめる

yt「さっきチラッと見えたんだけどさ、蛇のアザあったよね？

…何も、ないの？」

中間は静かに首元に触れた

jnt「…あぁ、何もないで。

ただアザつけられただけや」

yt「けど、そのアザって」

jnt「俺も不思議に感じてるんや。

…大丈夫、何もない。

何かあったらすぐに伝える」

akt「淳太くん、そろそろ時間やで」

そこに桐山が顔を出した

yt「…特等席で見てるね」

中島は歩いて席に向かった

akt「…何かあったん？」

jnt「楽しみにしてるって」

akt「そりゃプレッシャーやな」