ナカマイゾン 3rd (ページ12)

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魔女ページ12

jnt「濵ちゃん、準備出来とるか？」

　

結局、濵田は事実を伝えることが出来ず当日を迎えてしまった

しかし誰一人として事実を話すことは出来なかったのだ

hm「出来とるわ、『WEST』の中でも一番なってるんやから」

jnt「失敗しても問題ないからな」

中間の心配に濵田は笑う

hm「…はいよ」

nzm「濵ちゃん、聞きたいことあるんやけどさ」

小瀧は濵田を連れ出す

jnt「…どなた、ですか？」

中間が誰もいない空間に話しかけた

すると本当に誰もいなかったはずなのに杖の音が響き渡ったのだ

jnt「アンタは確か…【音の魔女】」

【音の魔女】、薮宏太はクスリと笑う

jnt「なぁ、蛇について知ってたんやろ？

だからあの警告をしてくれた」

中間は準備をしながら話す

jnt「何か間違ってることあったら訂正してくれ。

アンタのその首にも…アザがあるんやろ？」

そこまで言うと中間の首元に杖が突きつけられたのだ

スカーフがひらりと床に落ちる

杖は中間の首を少しだけ傷つけただけで止めた

yt「…危ないな」

理由は中島が寸前にところで止めたからである

薮は中島を見つめた後、中間を見てどこかに去ってしまった

yt「ごめんね、薮くん話せないんだ。

けど…ここまで凶暴じゃなかったと思うんだけど」

中間はスカーフを拾って自分の首に巻いた

jnt「…仲間を、信用せよ」