第125話 保護対象 ページ45
私がユズさんの秘密を知った次の日、パカに呼ばれた私達は集まっていた。
おにーさん「おはよーさん」
貴方「おはようございます。ユズさんとはお話出来ましたか？」
おにーさん「おう、お陰様でな」
貴方「熱も引いたようで何よりです」
おにーさん「ご迷惑をおかけ致しました」
私の隣で深々と頭を下げるおにーさん。ぶっちゃけ、この人にも聞きたいことは大量にある。けど、ユズさんの方が先だ。この先どんなゲームが出てこようと、
貴方「……守らなきゃ(ﾎﾞｿｯ」
おにーさん「……なんか言ったかィ？」
貴方「いえ、なんでもありません」
おにーさん「ふーん。というか、遅くねーかい、アイツ」
貴方「ソイツならさっきから壁の柱の向こうからこっちの様子みてますよ」
『アイツ』『ソイツ』で会話を進められているのは
パカ「皆様、お集まりいただきありがとうございます」
パカである。
パカ「こっ…これより、第9ゲームを開始させていただきたく……」
そして……
パカ「あっ、ダメだったら……っ、明日でも……っ、いいんですけど……っ」
カリン「聞こえません」
いつもより何倍かは弱気である。
これはこれで気持ち悪いかも……。
アカツキ「パカさん、どうしたんですか？もっと前に出てきてください」
それを心配して、歩み寄るアカツキ君。
ほっといてもいいと思う。優しすぎるよ。ちょっとぐらい痛い目に……いや、かなりあって欲しい……。
パカ「いえ…ワタクシ前回総スカシを喰らった身……今回一体どんなテンションで行けばよいのかと……」
『知るか』
パカ「駆動様や更屋敷様はもはや生ゴミを見る目つきですし」
アンヤ「安心しろ。元からだ」
パカ「鬼ヶ崎様など、刀に手をかけたままですし……」
おにーさん「もとからだぜ」
パカ「そうでしたっけ！？」
なんか、コイツ落ち込むとめんどくさいタイプか？なんか……なんかもう……
貴方「一生そのまま怯えてくれてミジンコレベルで消滅すればいいのにね」
パカ「心の声が思いっきり漏れております。吟醸様」
貴方「ごめん、わざと」
パカ「わざと！？！？！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「二次創作」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミー - エクスプロージョン愛し隊さん» エクスプロージョン愛し隊様、コメントありがとうございます！！おおおおかしくはならないでくださいね！？すごく、心配しますので……。亀最新ですが、これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月7日 23時) (
レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 椎名零さん» 椎名零様、コメントありがとうございます！！私もご本人登場にはびっくりして、目が点になってしまいました……wこれからもよろしくお願いします！！ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 鬼ヶ崎カイコクさん» これから、もっとかっこよくなる予定ですよ！覚悟していてくださいね！！w (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 蓮花さん» 蓮花様、2度目のコメントありがとうございます！！読んでくださる皆様が楽しめて、ドキドキするお話を書いていこうと思っておりますので、これからもよろしくお願いします(*・ω・*)ゝ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
エクスプロージョン愛し隊 - 続きが気になる･･･気になりすぎておかしくなりそうです！！ (2019年8月31日 11時) (レス) id: 55d994f4d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミー | 作成日時：2019年3月30日 23時
