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第93.5話 違う顔 ページ5

貴方「ねえ、あのスライム。みんなにはどう見えてるの?」

ご飯を食べ終えたあと私はパカを捕まえて話を聞いていた。

パカ「それはどういう意味でしょうか?」

貴方「そのまんまの意味よ。みんなにはアカツキ君に見えてるってこと?」

パカ「それはワタクシにもわかりません。あのスライムは皆様にとって現在、一番近しい者の姿を現していますから」

貴方「近しい者……」

パカ「吟醸様には、どんな顔に見えておられるのですか?」

貴方「………誰だっていいでしょ。アンタには、関係の無いことよ」


私はそう言ってパカに背を向けて歩き出した。後ろでアイツがどんな顔してるだなんて興味無い。そんなこと考えられない。

今の私は、皆がアカツキ君に『見える』あのスライムにしか焦点はいってないのだ。

私にはあのスライムは、アカツキ君には『見えない』。


見えた光を失うような、そんな感覚だった。


ずっと見張られてるような、そんな感覚でもあった。

理由がどうであれ、今のわたしにできることは









誰にもバレないように、仮面を強くするだけだった。

第94話 運ゲー→←第93話 プニツキ



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ミー - エクスプロージョン愛し隊さん» エクスプロージョン愛し隊様、コメントありがとうございます!!おおおおかしくはならないでくださいね!?すごく、心配しますので……。亀最新ですが、これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 椎名零さん» 椎名零様、コメントありがとうございます!!私もご本人登場にはびっくりして、目が点になってしまいました……wこれからもよろしくお願いします!! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 鬼ヶ崎カイコクさん» これから、もっとかっこよくなる予定ですよ!覚悟していてくださいね!!w (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 蓮花さん» 蓮花様、2度目のコメントありがとうございます!!読んでくださる皆様が楽しめて、ドキドキするお話を書いていこうと思っておりますので、これからもよろしくお願いします(*・ω・*)ゝ (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
エクスプロージョン愛し隊 - 続きが気になる・・・気になりすぎておかしくなりそうです!! (2019年8月31日 11時) (レス) id: 55d994f4d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミー | 作成日時:2019年3月30日 23時

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