モノクロ3【鬼ヶ崎カイコク】

特別編 朽ちないで ページ40

ふわっと突然かかにかかる上着。
顔を上げてみているとおにーさんが自分のすぐ近くにいた。

おにーさん「嬢ちゃんと、路々さんは上着を羽織ってくんな。このままじゃ忍霧が死ぬ」

ユズ「おや、カイさん。私たちの格好に感想のひとつもないのかい？」

おにーさん「こんな、別嬪さんが大量にいたら忍霧が倒れるのも無理はねぇか(ﾆｺｯ」

ユズ「うんうん。よろしい。他には？」

アカツキ「皆さんとっても可愛いです！」

ユズ「うんうん」

アンヤ「……いいんじゃねーの？」

ユズ「うんうん」

マキノ「……かわいい」

ユズ「うんうん」

忍霧「なぜ、吟醸は女物の水着を着ているんだ……」

ユズ「うんう……ん！？」

貴方「(そういや、面倒くさくて誤解といてねぇな)」

ユズ「ちょちょっと待てザッくん！？」

忍霧「お前は男なのだろう、吟醸！！なら、男らしくするべきだ！！」

貴方「ヒミコちゃん、ちゃんと体操してから海に入ろうね」

ヒミコ「はい！」

忍霧「吟醸！！？！？！？」
ユズ「ユイユイ！！？！！？！？？」

アカツキ「あ、そう言えばパカさんから言伝預かってますよ！」

アンヤ「あん？」

アカツキ「『夜のパフォーマンスにはご期待ください。』だそうです！何してくれるんでしょうか」

カリン「どうせ、あいつの考えてる事だからくだらないことよ」

ユズ「無視しないで！？！？！！」

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